看護体制とは

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看護体制やその他看護師に与える影響、メリット・デメリット

 

看護体制に関して詳しく説明している画像

 

1.看護体制とは?それにかかる人数

 

1-1.看護体制とは?

 

 

看護体制とは看護師一人あたりの受け持つ患者の数です。

 

看護体制は入院患者1人に対する看護師の人数に応じて、「15対1」「13対1」「10対1」「7対1」と、4つに区分されています。2006年度の診療報酬改定で、看護師1人が担当する入院患者の数で決定される『入院基本料』の区分に7対1が新しい改定で加わりました。

 

新しい『7対1』の看護体制は入院基本料がもっとも高く設定されているので、病院側では入院基本料が上がるために導入が相次ぎ看護師の取り合いからの看護師の病院格差が顕著になってきました。

 

『10対1』『7対1』の看護体制によっても看護師の離職率や人気度が大きく変わります!

 

 

 

1-2.看護体制における人数

 

 

病院の看護体制は7対1です。という説明があった場合は患者7人に対して1人の看護師がいるわけですが、実際は看護は24時間、看護師は8時間しか働くことが出来ませんので、一日当たり×3ということになります。もちろん、夜勤より日勤の方が業務も多く一般に日勤の看護師を多く配置している病院がほとんどだと思いますが、トータルで7対1とはなっているはずです。

 

たとえば患者数40人だとすると、必要な看護師の人数は7人となります。

 

これに×3ですので、1日に必要な看護師の人数は21人ということになります。また、看護体制には准看護師は含まれません。あくまで自分の判断で看護が行える正看護師の人数だということです。看護体制が10対1や7対1という表現の仕方をした時、看護師のレベルがすべて同じであれば、やはり看護師一人あたりの患者数が少ない方が、きめ細やかなケアが受けられると思います。

 

 

 

2.『7対1』看護体制に見る離職率やメリット

 

『7対1』看護体制に見る離職率やメリットに関して詳しく説明している画像

 

2-1.看護体制における看護師の定着率が高い

 

 

一人の看護師が負担する仕事の量も少なくなるため、
看護師自身の気持ち的にも余裕が持って仕事ができます。

 

そのため、看護師が患者さんに対して見落としが少なくなり、『体力的にも精神的にも看護師の負担が少なくなるので『10対1』の病院ではなく『7対1』の看護体制を敷いている病院が人気になっています。』

 

<看護体制に見る看護師の離職率>

 

看護体制

回答病院数

常勤看護職員(%)

新卒看護職員(%)

7対1

817

10.8

8.5

10対1

905

11.1

10.1

13対1

147

12.7

12.5

15対1

262

11.9

11.8

 

(参照)「2010年 病院における看護職員需給状況調査」結果速報

 

 

 

2-2.看護師の負担が軽くなる

 

 

『7対1』の看護体制では看護師の負担が軽くなります。

 

『7対1』の看護体制というのは看護師1人当たりで7人の患者さんを見ることになるため、他の看護体制に比べて対応する患者さんの人数が少ないので看護師にとって負担がかなり少なくなります。

 

看護師の人数が多いということは、他の看護体制に比べて残業時間や夜勤、当直の回数が減ったりと看護師が無理に仕事をする必要がないので職場環境も良くなってきます。

 

『7対1』の看護体制では看護師の負担が減るといったメリットがあります!

 

 

 

2-3.患者さんにも目が届きやすくなる

 

 

『7対1』の看護体制では患者さんも手厚い看護を受けることが可能です。

 

『7対1』の看護体制は、一番看護師が対応しなければいけない患者さんの人数が少ないので、看護師が一人あたりの患者さんを丁寧に看護することが可能になってくるんです。

 

看護体制によっては忙しすぎて患者さんに声に耳を傾けられないような状態で医療事故などのトラブルも起きがちですが、7対1では起こりにくいというメリットがあります。

 

看護師が多いので患者さんはその分手厚い看護を受けることが可能です!

 

 

 

3.『7対1』の看護体制に見るデメリット

 

『7対1』の看護体制に見るデメリットに関して詳しく説明している画像

 

病院によっては看護師の数を調整して7対1にしているケースもあります。

 

看護師を多くして7対1の看護体制にすることができれば理想的ですが、病院側としたら看護師が多ければ利益が圧迫されますし赤字になれば病院運営ができなくなるので看護師の数を書類上で操作して7対1にしているケースがあります。

 

例えば、
・1人の看護師に病棟と外来の兼務をさせる
・頻繁に部署の移動をさせる
・勝手に名前を貸しているように装う

 

など、書類上の操作をして7対1の看護体制を敷いている場合があります。

 

そのような、書類上の操作をして7対1の看護体制を敷いている病院では看護師の数は実は少なくて思っている以上に忙しく、頻繁に部署移動が行われるので慣れない看護に看護師の負担が増える場合があるので注意が必要になってきます。

 

書類上で7対1にできてしまうのがこの看護体制の最大の問題点と言えます!

 

 

 

4.『7対1』の看護体制の病院への転職の注意点

 

4-1.7対1であっても看護師の人数をチェック

 

 

7対1の病院であっても転職の際には看護師の人数をチェックすることが重要です。

 

先ほどのデメリットでも紹介したのですが書類上で7対1にすることはできるので、例えば、400床のベッドで300人の看護師で7対1をしている病院もあれば、400床のベッドで400人の看護師で7対1をしている病院もあります。

 

同じ7対1の看護体制の病院ですが看護師の人数によって忙しさは雲泥の違いがあるので、転職をする場合には看護体制だけではなく病床数に対しての看護師の割合を見ることがとても重要です。

 

7対1の看護体制で理想的なのは、

 

病床数÷看護師数=0.9〜1.1

 

例えば、400床であれば360人〜440人の間であれば7対1の看護体制として理想的な看護師の数になってくるのでこの数を参考に病院を選ぶのが良いのかなと思います。

 

 

 

4-2.新人には7対1の看護体制が合っている

 

 

新人看護師には顕著になっているのですが、

 

『10対1』に比べて『7対1』の看護体制では受け持つ患者さんの数が少なくなり、新しい技術や知識を学ぶなどやることが多い新人看護師には受け持ちの患者さんで忙しくなりすぎるのを避けることができるので忙しくて離職を考えるということが少なくなっています。

 

しかし、『7対1の看護体制』の病院は実際には少ないという現実!

 

 

 

4-3.7対1の看護体制の病院は実際には少ない

 

 

2006年に入院基本料が一番高いということで多くの病院が『7対1の看護体制』の導入を考えたために各病院で看護師の取り合いで看護師の大きな偏りが出てきてしまいました。

 

2008年の改定で『7対1の看護体制』をの届け出には『重症度・看護必要度』の手厚い看護が必要な入院患者が全体で10%以上いない病院には認めないという決定をしました。

 

そのため、そのような重度な患者さんを受け入れられない中小の病院などでは『7対1の看護体制』が取れない。それでも、看護師には『7対1の看護体制』の病院は非常に人気になっているので少ないパイを取り合う格好になってしまっているのでなかなか転職や就職をするのが非常に難しくなっているんですね。

 

特に、自分で探すというのは明らかに難しくなってきました。

 

人気のある病院は求人をあまり出すこともなく、出しても倍率が高く難しいということが多いからです。そのため、『7対1の看護体制』の病院を探すのなら非公開求人が載っている看護師の転職サイトを利用するのが一番良い方法かなと思います。

 

 

 

<看護師転職お役立ちページ>

 

 

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