保健師になるためには?国家試験の受験資格や試験内容

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保健師になるためには?国家試験の受験資格や試験内容

 

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1.保健師になるためにはどのような過程が必要?

 

1-1.保健師助産師看護師法とは?

 

 

保健師助産師看護師法とは、保健師、助産師及び看護師の資質の向上と、医療や公衆衛生の普及向上を図ることを目的として定められた法律です。

 

保健婦助産婦看護婦法から平成13年に改題されました。第1章から第5章までで構成され、免許やそれにかかる試験についてや業務や雑則、罰則などが記されています。この法律は看護師、助産師、保健師等の身分や業務の内容などを定めた法律なので、時代の要請を受けて改正も行われています。

 

保健師・助産師を取得する前提として看護師国家試験を合格していなければならないことや、それぞれの資格について類似した名称の使用制限を定めたこと、また、行政処分を受けた看護師等の再教育について定めたことなどが挙げられます。

 

そのため、保健師になるためには看護師の資格が前提なんです!

 

 

 

1-2.保健師になるための過程は?

 

 

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保健師になるためには看護師の資格が必須です。

 

保健師国家試験の受験資格は、文部科学大臣の指定する学校で、最低半年以上保健師になるための勉強をした人という条件があります。他にも、厚生労働大臣指定の保健師養成所を卒業した人、外国で保健師学校を卒業したか、外国で保健師免許を取得している人も受験資格の要件に入ります。

 

厚生労働大臣が知識や技能を持っていると認めた人も当てはまります。基本的に、4年制大学の看護系学部に入学して保健師になるための学科を専攻すれば、卒業時、保健師と看護師の受験資格が同時に得られることになっています。

 

短期大学の専攻科を卒業したり、専門学校や養成学校などで保健師養成課程を学ぶことでも、受験資格は得られます。

 

 

   

保健師になるまでの過程

@

高校看護科

看護学校(2年)

A

普通高校卒業

看護専門学校(3年)

B

  看護短大(3年)
 

<看護師資格取得>

 

C

  保健師学校(1年間)

D

  大学看護科:4年制(看護師資格と保健師資格が取れる)

 

 

 

1-3.4年制の大学看護科から保健師を目指す際の注意点

 

 

に4年制の大学看護科から保健師を目指す際の注意点関して詳しく説明している画像

 

 

希望者全員が保健師の受験資格を取得できるわけではないので注意をしましょう。

 

以前なら、4年制の大学看護科に通っていれば希望すれば保健師、助産師の受験資格を得ることができました。しかし、現在では保健師の教育方法を見直す考え方が強く希望しても成績などの基準で全ての人が受験資格を取得できない状況になっています。

 

大学看護科に入学しても卒業と同時に『看護師』『保健師』『助産師』の受験資格を取得できるわけではないのです。入学と同時に教授などのどのような基準になっているのかを事前に確認しておくといいでしょう。

 

後悔しないように保健師の受験資格はどうしたら取得できるか入学時に確認しましょう!

 

 

 

1-4.看護師から保健師になるためには?

 

 

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看護師資格だけでは保健師になることはできないので注意が必要です。

 

看護師から保健師になるためには2つの方法があります。

 

@ 保健師養成学校に1年通学
A 大学看護学部に2年間通学

 

看護師から保健師を目指すなら保健師養成学校に進学するのがおすすめです。1年という短期間で保健師の教育をするので授業内容が濃密です、さらに、実習も充実しているので保健師になってすぐに働きたい方にはすごくおすすめです。

 

しかし、保健師養成学校は年々数を減らしており、全ての都道府県にあるわけではないので注意しましょう。

 

 

<全国にある保健師養成学校一覧>

 

道府県

保健師養成学校

北海道

北海道立旭川高等看護学院(地域看護学科)

岩手県

岩手看護短期大学(地域看護学専攻)

秋田県

秋田県立衛生看護学院(保健科)

栃木県

栃木県立衛生福祉大学校保健看護学部(保健学科)

埼玉県

早稲田医療技術専門学校(保健学科)

長野県

飯田女子短期大学(専攻科地域看護学専攻)

富山県

富山県立総合衛生学院(保健学科)

愛知県

名古屋医専(保健学科)
愛知総合看護福祉専門学校(保健医療学部)

奈良県

白鳳短期大学(専攻科地域看護学専攻)

大阪府

藍野大学短期大学部(専攻科地域看護学専攻)

京都府

(専)京都中央看護保健大学校

岡山県

玉野総合医療専門学校

高知県

高知学園短期大学(専攻科〈地域看護学専攻〉)

佐賀県

佐賀県立総合看護学院(保健学科)

鹿児島県

鹿児島医療技術専門学校(保健看護学科)

 

 

(参考)
【看護師と保健師の違いって?】看護師から保健師になるメリット・デメリット

 

 

 

2.保健師国家試験の合格率、科目や勉強方法

 

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2-1.保健師国家試験の合格率・難易度

 

 

保健師国家試験の合格率や難易度はどのくらいなのでしょうか?

 

保健師国家試験の難易度はしっかりと勉強して卒業できる方であればそれほど難しくありません。合格率も2011年〜2016年までを見ても86.0%〜99.0%その他の看護系資格と同様にかなり高い水準になっています。

 

97回〜102回までの保健師国家試験の合格率をまとめてみました。

 

年度(回数)

新卒・既卒

受験者

合格者数

合格率

2016年(102回)

新卒

8,295人

7,684人

92.60%

既卒

504人

217人

43.05%

2015年(101回)

新卒

15,440人

15,381人

99.60%

既卒

1,182人

1,136人

96.10%

2014年(100回)

新卒

16,555人

14,698人

88.80%

既卒

753人

272人

36.10%

2013年(99回)

新卒

15,136人

14,751人

97.50%

既卒

1,284人

1,013人

78.90%

2012年(98回)

新卒

14,528人

12,963人

89.20%

既卒

1,230人

592人

48.10%

2011年(97回)

新卒

13,748人

12,332人

89.70%

既卒

1,071人

460人

43.00%

 

 

このデータを見ると新卒の合格率が90%を超えており、既卒の合格率が40%前後になっています。保健師国家試験は既卒より新卒の方が合格率が非常に高いので新卒の勢いのまま試験に挑むのが合格の大きなポイントです。

 

既卒は学科の勉強はできるのですが実習の勉強がなかなかできないのも合格率が下がってしまう原因の一つです。そのため、合格の可能性が高い新卒でしっかりと勉強して合格することが大切です。

 

 

 

2-2.保健師国家試験の科目

 

 

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保健師国家試験の科目には、地域看護学、疫学・保健統計、保健福祉行政論があり、しっかり勉強しなければなりません。いずれの科目も保健師にとって重要で、これらの科目をマスターして、保健師国家試験に合格しなければなりません。

 

地域看護学は、病気の予防や健康維持と増進が目的なので、保健師の仕事に不可欠です。

 

疫学・保健統計は、病気の予防や健康な生活の維持などを理解し、疫学的方法や思考を身につけなければなりません。但し、平成25年度からは保健師国家試験の科目が変更になっていて、公衆衛生看護学、疫学、保健統計学、保健医療福祉行政論の4つの科目に変わりました。

 

都道府県の保健所や市区町村の保健センターでの保健師活動や、疫学における病気の予防や健康の維持を目的としていて、それを達成するための疫学的方法や思考を身につけなければなりません。集団とかかわっていく上で保健統計は必須の知識で、保健医療福祉行政論は保健師活動に不可欠の法律や制度を習得します。

 

 

 

2-3.保健師国家試験は過去問を繰り返すべき

 

 

医療情報科学研究所のクエスチョン・バンクに関して詳しく説明している画像


(参考)クエスチョン・バンク 保健師国家試験問題解説 2017

 

 

保健師国家試験は過去の良問を繰り返し勉強するのがお勧めです。

 

保健師の国家試験の過去問は『医療情報科学研究所のクエスチョン・バンク』が非常におすすめで、はっきり言ってクエスチョン・バンクを完璧にこなしておけば保健師試験の合格はほぼ確実というレベルで良い問題集です。

 

問題の解説の図解などもわかりやすく載っているので、色々な参考書を手にしてどれも中途半端にしてしまうくらいならクエスチョン・バンク2回、3回と繰り返したほうが効果的です。

 

クエスチョン・バンクを繰り返してものにすることが保健師合格の近道です!

 

 

 

2-4.勉強の習慣をつけることが重要

 

 

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保健師試験の合格には勉強の習慣をつけることが重要です。

 

保健師の合格率は年度によって大きく変わっており、合格率の低い年度に当たってしまうと例年より合格は難しくなってしまいます。そのため、問題集はクエスチョン・バンクだけと決めて、これを毎日の習慣として週の目標を決めてこつこつ毎日進めていくことがとても重要になります。

 

保健師試験だけにかかわることではないのですが、どんな試験においても1ヶ月や2ヶ月で合格できる試験ばかりではないので毎日のコツコツとした勉強が他の受験者との差を大きく広げていきます。

 

そのため、毎日の勉強の習慣が保健師合格のためには一番重要です!

 

 

 

(参考) 
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<看護師転職お役立ちページ>

 

 

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